「昨日のことは嘘じゃないよ」

今日いちばん仲良しのお客さんと話したり好きな人にメール返したりしてたら急に人のセックスを笑うなのこと思い出した。ら、学生時代のときのことを思い出した。
18歳くらいのときに観てハマってよくこの曲を口ずさんだりしながら友達と飲みに行った。その友達もあの本を真似てペニスにウイスキーを塗った話を聞いてゲラゲラ笑ったりした。懐かしい。
あんなにも豊かだった時間をもうあまり覚えていないのは寂しいけれど、わけもなく楽しくて何もかもが怖かったことははっきりと覚えている。あ、紺色のダッフルコートの話とかしたな。ちょっとづつ思い出せるのかも。何もなかった気がしてたけどそんなことなくてうれしい。
やつは元気かな。子育てで忙しいだろうけど久しぶりに連絡してみるか。こないだ大阪と京都で飲んだときも面白かったな。ビルに絡まるように生えてるでかい木に感動して立ち止まって講釈を垂れたり、そういうところがいい。

さっきまでお腹なんか空かないし!と思っていたけれどこんなことしてたらお腹空いてきちゃったな。明日こそはジムに電話するぞと思って何日経ったのか…。いや、問い合わせメールの返事が来ないのが悪い!と言いたいけれどまあいっか。筋肉ムキムキの身体に対して個人的な魅力は感じないけれど単純にすごいなと思うしラーメン食べ放題の筋肉はうらやましい。せっかくちょびっと体重が減ったのでこのまま何も食べずに寝たいけどまだ洗濯が終わらない!洗濯VS俺の腹。
他の用事をしつつホニャホニャと歌でも歌って気を紛らわせる。

なんかいろいろ死ぬほど懐かしいな。
君は懐かしくならないで、ってすでにだいぶ懐かしくなっちゃってるから慌てていちばん最近の感覚を思い出すんだ、ってさみしい。でもちょっと楽しい。大変だったり簡単だったり不思議な日々。とか思いながらさっき本の山をかき分けてひっぱってきた『人のセックスを笑うな』を読み返していたらなんかいろいろ忘れてたこといっぱい思い出してきた。
でっかい本棚欲しくなった。すべてが見渡せて、もう何も忘れなくていいようなやつ。
ベッドにきつねの手で誘いたくなってきたので洗濯物干してとっとと寝よーっと。おやうに。

youtu.be