新しい日々なんてないけど、ありそうな気がする。

昨日は東京のともだちのまっすが海辺のニューゴリラというユニットで岡山にライブをしにくるというので久しぶりにライブハウスに行った。海辺のニューゴリラのライブはとてもよくて、終始ラブリーな気持ちに。またイベントやりたいなあ、とぼんやりと思った。私の心のなかの東京と京都が入りまじったような音楽だった。ふたつの土地での思い出が交互に思い出された。

ライブを途中ぬけだして、さいきんニアミスつづきだったはるなさんと合流して王将でチャーハンを食べながら女の子にだけわかるトークほりえもんはないけどかわいいからいいという感想。おれの好みはラブリーいっちょくせんよ。
王将を出たところにいた道端の手相占いのおじさんにはるなさんがうらなってもらうというので拝聴させていただく。めっちゃ真剣におじさんの話を聞いてるようにみえたのに、終わって歩き出してすぐに「ああいうのってほんとにだれにでもあてはまるこというんですね!!!!!!」とオーモリセーコばりの早口でいってたのがおもしろかった。冷静さとパワー系がいりみだれる稀有な女の子。楽しかった。アーペーセーのかばん持ってる女の子はサイコーだし、ビールこぼしててもっと最高。

ライブ終わりに久しぶりにまっすと、そして初めましてのニューゴリラの相方のトガワさんと3人で軽く飲んだ。近況を報告したりして、かわいいアイデアをもらったりして楽しかった。まっすはほんと安心感あっていいな。クマのぬいぐるみ持ってたらトガワさんが「名前あるの?」というのでないと答えたら"お父さん"という名前をつけてくれた。ファザコンを治すきっかけになりそうで、いい名前。また遊びたい。つぎはロボットレストランいこうね。

2人と別れて土晩の終電に乗って久しぶりに電車でねむくならなかったりして、倉敷に着いてから祝日だから日曜休みの好きなバーに行けると思いついてマフラーに顔をうずめながら向かう。一杯だけ飲もう。入り口で目に付いた葡萄と紅茶のカクテルにしようとすぐに決める。あいかわらずここのフルーツカクテルは美味しくて、でももう来ないな、となんとなく思う。いや、人と来ることはあっても、一人では来ないなと。ほんとうになんとなくなんだけど。牡蠣のオイル漬けをもらって、あっというまに飲み干してしまう。早く帰りたくなったのもあるけど。

店を出て少し悩んで、さっきはいっぱいだったと人づてに聞いた、もはや"いつもの"になりそうなバーに向かう。いっぱいだったら帰ろうと、いっぱいなことを期待しながら向かったのに空いていた。ちょうど先ほど帰られて、と言われたので観念してお酒を飲む。ほんとうになんとなくだけど、やっぱり一人で来るならここだなと思う。美味しいフルーツカクテルなんかないけど、さっきの何倍もお酒が美味しくてびっくりする。ただのよくありそうなカクテルなのにとても美味しい。お酒の味は楽しさや居心地の良さに比例する。
一杯だけのつもりが二杯、しかも勇太さんの謎のはからいにより濃いめ、でまあまあ酔う。カウンターの隣の隣にいたお寿司屋さんになぜか車海老をふるまっていただく。身がしっかり、でもかたくなく、海老の風味が濃くてかなりおいしかった。海老をかじっていたら隣にいた謎の若者に「あなたのおうちはどこですか?」と聞かれ、頭の中は迷子の子猫ちゃんでいっぱいに。にゃんにゃんにゃにゃーん。泣いてばかりいる子猫ちゃん。「迷子の子猫ちゃんですか?」と聞くと不思議そうな顔をされたので会話終了。面白くないな。たまにここに一緒にくるともだちだったらきっと一緒に迷子の子猫ちゃんを歌ってくれるか、笑ってくれるかするだろうなあ、と思いさみしくなる。帰ろ。帰って夜電波をリアルタイムで聴くんだ!!と思いお会計。すでに3時だけど…。
海老のお礼に一杯ごちそうさせていただこうとしたら勇太さんに大丈夫よ、と微笑まれ、かっこいい大人にはかなわんなあと思う。またお寿司食べに行こう。

しぶとく残っていたラスト1%の充電もついに切れて、タクシーの外の景色をいつもより熱心に見る。代わり映えのない、彩りの少ない景色。それでも。

帰宅してかろうじてパジャマに着替えて、うつくしい気持ちで夜電波をリアルタイムで聴ける喜びをかみしめつつ寝落ちですがすがしく沈没。

新しい日々なんてないけど、あるような気がする。
新しい歌くらいなら作れるかな。
新しい街に行くたびに思うこと、少しづつ歌にしたいな。

寝落ちした夜電波も全部聴けたしそろそろ寝るか。
今日こそはという毎日を重ねていきましょう。

おやうに。